乱立するマンション管理評価制度

マンション管理に関する評価制度を 3つを比較(管理計画認定制度/適正評価制度/適正化診断サービス)


制度の比較

制度運営審査項目判定その他
マンション管理適正評価制度マンション
管理業協会
2022年4月〜
30項目 1年間
管理体制 耐震診断 管理組合収支 生活関連 建築・設備 
6段階
評価
・住宅金融支援機構が、管理規約や長期修繕計画など、管理体制の適切さを評価 購入者が安心してマンションを選べるようにする
マンション管理計画認定制度地方公共団体
  2022年4月〜
16項目+α 5年間
管理組合の運営 長期修繕計画 管理規約 その他 管理組合の経理  
認定
◯✖
自治体の条例に基づき、優れた住宅や環境性能、防災対策などを備えた計画を認定 容積率の緩和などのインセンティブを付与
マンション適正化診断サービスマンション管理士会連合会
  2015年11月〜
14項目の審査  5年間
管理運営状況 修繕計画状況 法定点検
修繕工事 その他
4段階評価専門家が、管理組合の運営、修繕積立金の運用、長期修繕計画などを診断
診断結果に基づき、具体的な改善点を提示

マンション管理評価制度 選び方フローチャート

管理組合が「公的な認定」を取りたい?
      │
      ├─ はい → 🟢 管理計画認定制度
      │         (自治体の認定、公表され資産価値UP)
      │
      └─ いいえ
            │
            ├─ 中古市場での見栄えや比較に使いたい?
            │        │
            │        ├─ はい → 🟡 管理適正評価制度
            │        │        (点数・格付けで見える化)
            │        │
            │        └─ いいえ
            │
            └─ 内部の改善点を知りたい?
                     │
                     └─ はい → 🔵 管理適正化診断サービス
                              (マンション管理士などが診断、非公開)

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